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なぜお金が貯まらない?貯金下手の特徴・貯めるために心がけるポイントとは?

「贅沢もしていないのに、なぜかお金が貯まらない」

「気付くと、毎月赤字…」

「毎月生活費だけで、貯金まで手が回らない」

このような悩みを持っている人は、多いのではないでしょうか。

この記事では、貯金がなかなかできない人の特徴や理由について紹介していきます。

もしかすると、あなたも知らないうちに「お金が貯まらない人の特徴」に当てはまっているかもしれません。

最後に「お金を貯めるために心がけるポイント」についても紹介していきますので、

是非「お金が貯まらない人の特徴」に当てはまった人は、これからのお金の使い方を見直してみましょう。

お金が貯まらない人の特徴・理由

収入や住む場所、家族構成等によって、お金の貯めやすさ・貯めにくさはありますが、「貯金ができないと嘆く主婦」や「貯金がいつもゼロの人」には、いくつか共通する行動や理由があります。

収支管理をしていない

お金が貯まらない人の多くは、収支管理をしていない傾向にあります。
「今月、給料はいくらだったか」という収入面の確認はしているかもしれませんが、「今月、何にいくら使ったか」という支出面を把握していないケースがほとんどです。何にお金を使ったかが分からないと、改善の仕様がありません。
ざっくりと、固定費(水道光熱費・通信費・保険料など)・食費・交際費(娯楽費)の項目だけでも、把握・分析するように心がけましょう。

また、年に1回、源泉徴収票(サラリーマンの場合)等で、税金や社会保険料を差し引いた後の「手取り年収」を確認してみてください。そして「これから1年間でどのくらい貯金をしたいか」を考えてみてください。


【手取り年収-貯金したい金額(年間で)÷12ヵ月=毎月生活費の目安金額】



生活費の目安金額が分かれば、だいたいこれくらいの生活レベルでいけば、年間で貯めたい金額を貯められるんだと基準になると思います。

お金が貯まる仕組みを作っていない

毎月気付いたらお給料をすべて使い切ってしまっている人も多いのではないでしょうか。
残った分を貯金しようと考えている人によく見られるケースです。このやり方では、お金があるとつい使ってしまうという人も多く、なかなかお金が貯まりません。


先取り貯金」を心がけましょう!



収入から貯金を先に確保し、残ったお金で生活するという貯金方法です。貯金の分を初めから存在しないものとして生活することで、ついつい使いすぎてしまうことを防ぐことができます。

????「先取り貯金」のコツ・・・「自動化」「お金を引き出しにくい貯蓄場所」
自動的に、お金を引き出しにくい場所に勝手に貯まっていく仕組みをつくるのが理想です。
・毎月手作業で振替する作業は、忘れてしまったり、面倒で続けられない可能性もある
・すぐお金を引き出せる場所だと、つい使ってしまう可能性がある


上記の要素を貯蓄場所でいうと、「財形貯蓄」「積立定期」「積立保険」「つみたてNISA」などが当てはまります。どの貯蓄場所で、お金を貯めていくべきかは、「目的」や「期間」によって異なります。メリット・デメリット、注意点を把握したうえで、自分に合った貯蓄場所で積立しましょう。

将来に向けて積立をしたいという人は、ご相談ください。

お金を使う目標と時期を決めていない

”1年後までに100万円貯めるぞ!”
このように、具体的に「いつまでにどのくらいお金を貯めるのか」を決めることで、そこから逆算して毎月いくら貯金をしないといけないかが明確になります。

そうすることで、貯金のモチベーションも保てますし、何より目標を達成するための「根拠ある貯金」を実現できます



ですが、目標から逆算して「毎月10万円も貯めないと目標達成できない?!」なんていう場合もあり得ます。そのような場合は、金利の高いもの(外国債券など)で積立したり、企業の成長力(株式など)を借りて積立をしましょう。

預貯金のように元本保証はされていませんが、リスクと上手く付き合いながら積立する方法も必要です。


お金を貯めるために心がけたいポイント

お金を貯めるために心がけたいポイント3つをご紹介します。

不要な支出を把握する

不必要な支出を把握し、節約を心がけましょう。
「節約」と聞くと、食べたいものを我慢したり、水の使いすぎに注意をしたり等を思い浮かべる人が多いと思いますが、生活の質を落して我慢するすのは、長くは続きません。生活の質を落とさず、長く続けられる節約方法を考えましょう。



たとえば…
・光熱費:契約プランの見直し、電力会社やガス会社の変更
・住居費:家賃交渉、住宅ローンの借り換え
・通信費:プランの見直し、格安スマホ(格安SIM)への切替
・保険料:保障の見直し(ライフステージによって、必要な保障は変化します。不必要な保障はないか、重複している保障はないかなどを見直しする)

お金を貯めやすい「時期」を把握する

一生のうち、お金を貯めやすい時期は”3回”といわれています。



①独身時代


・就職してから結婚するまでは、自分に対して自由にお金を使える

②結婚~子供が10歳まで


・結婚をしてから共働きの期間は、家計に余裕がでやすい
・子供が小学生のうちは、教育費用の支出が少ない。しかし、中学受験をする場合は、10歳頃から塾代などの教育費用がかさむ場合も。
・中学生~大学卒業まで様々なお金がかかるので貯金が難しくなる

③子供の独立~自分が定年を迎えるまで


・子の独立後は、教育資金に回してきた分のお金を貯金へ回せるようになる



お金を貯めやすい「時期」を把握し、お金に余裕がある時期こそ、なるべく家計の無駄を減らして、貯金に回すことを心がけましょう。

昨今は、晩婚化により、子供の独立後~定年までの期間が短いケースや、子供の独立より先に定年を迎えるケースが増えています。老後資金を準備する期間が短く、老後資金不足に不安を抱き、ご相談に来られる方も多くいらっしゃいます。

ご家庭のライフプランに合わせた、お金の準備方法を早めに検討しましょう。



まとめ

今回は、「お金が貯まらない人の特徴・理由」と「お金を貯めるためのポイント」についてご紹介しました。ご家庭で改善できることがあれば、ぜひ実践してみてください。

弊社では、「家計改善」「ライフプランニング」「お金の勉強」のサポートが可能です。お一人お一人に合わせたご案内をさせていただきます。